ソフトバンクは4月27日、海外で事業を展開する企業向けに、国際データネットワークサービス「SD-CORE(aryaka)」の提供を4月から開始したことを発表した。

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SD-CORE(aryaka)」は、企業向けにSD-WANサービスを提供する米Aryaka Networksが世界規模で展開するコアネットワークを活用し、日米欧間などの長距離通信において高速かつ安定したデータ通信を実現するという。

企業の顧客がAryakaのルーターでインターネット回線に接続するだけで、SD技術を活用したAryakaのコアネットワークと接続できる。Aryakaのコアネットワークおよび接続拠点(PoP)は世界中に展開されており、多数の国や地域に拠点を持つ企業の顧客でも利用可能。

WAN高速化機能を持つAryakaのコアネットワークを活用することで、高速かつ安定した通信が可能になり、長距離通信において起こり得るデータ通信の遅延現象を解消できるとする。また、専用ソフトウエアをPCやスマートフォンにインストールすることで、自宅や外出先など場所を問わず企業のネットワークにアクセスできるという。

ソフトバンクは「SD-CORE(aryaka)」の提供にあたり、機器やネットワークを一元管理できるポータルサイトを用意するほか、導入後の保守・運用のサポートをワンストップで行うとしている。また、顧客の要望に応じて他社を含むさまざまなクラウド型セキュリティーサービスと連携できるため、より安全なネットワークを構築することも可能だとしている。