JR東日本は4月26日、利用状況や経営環境の変化およびチケットレスサービスの普及などを踏まえ、2022年9月末をもって、JR東日本線内完結となる全区間の普通回数乗車券の発売を終了すると発表した。

発売は9月30日で終了するが、発売終了後も、手持ちの普通回数乗車券は有効期間満了まで利用可能。身体障害者割引、知的障害者割引および通学用割引の普通回数乗車券は引き続き発売される。

なお、同社はSuicaのチャージ残高で回数券のように繰り返しSuicaエリア内の在来線を利用すると、JRE POINT を還元する「リピートポイントサービス」を提供している。

具体的には、同一運賃区間の利用が同一月内に10回で、運賃1回分相当のJRE POINTを還元。さらに、月11回以上の利用で、1回ごとに運賃の10%相当のJRE POINTが還元される。

同サービス利用に際しては別途エントリーは不要で、JRE POINTにSuica を登録するだけでよい。

  • 「リピートポイントサービス」のイメージ(例:利用運賃が 220 円の場合)