シトリックス・システムズ・ジャパンは4月25日、仮想デスクトップ環境「Citrix DaaS」の導入オプションとして、「Hybrid DaaS」と「DaaS for Hyperscalers」を発表した。同日より販売を開始する。
Citrix DaaS(旧称:Citrix Virtual Apps and Desktops Service)は、クラウドやデータセンターからデバイスにアプリケーションやデスクトップを配信できるクラウドサービス。
今回提供を開始するCitrix DaaSの導入オプションで「Hybrid DaaS」では、オンプレミスとクラウド環境を一緒に管理できる柔軟性とプロビジョニング、クラウド管理、ハイブリッドワークソリューションを実現するツールを提供する。
また、「DaaS for Hyperscalers」は、シンプルに設計されたターンキーソリューションで、Microsoft AzureやGoogle Cloudなどのパブリッククラウド上にアプリケーションやデスクトップを迅速に展開する。
Citrixのビジネス戦略担当エグゼクティブバイスプレジデントであるティム・ミナハン氏は、次のように述べている。「仕事は根本から変わり、それに伴いITも変化しています。IT組織はDaaSを導入することで、セキュリティについて妥協することなく分散型ワークフォースのニーズに対応し、ハイブリッドワークの可能性を実現できるようにする、新たな進路を描きつつあります」