Linux Foundationは4月21日、Kubernetesとクラウドネイティブ アーキテクチャの基礎知識を学習できるトレーニングコース「Kubernetesとクラウドネイティブ基礎(LFS250-JP)」の提供を発表した。
同プログラムは、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)とLinux Foundationが共同で開発し、2021年11月より提供開始した「Kubernetes and Cloud Native Essentials (LFS250)」の日本語版となる。
Linux Foundationは、クラウドネイティブ技術とコンテナ オーケストレーションの世界に初めて触れる開発者および開発志望者、管理者、アーキテクト、マネージャーを受講対象としている。また、同技術を活用した事業の拡大や転換に伴う人材の確保に対処するための既存の従業員のリスキリングにも有効とする。
このほか、Kubernetesと幅広いクラウドネイティブ エコシステムに関する基礎知識とスキルを証明する認定試験「Kubernetes and Cloud Native Associate(KCNA)」の受験準備にも役立つという。
同プログラムでは、クラウドネイティブ技術の概要について解説後、コンテナオーケストレーションについて詳しく学習する。コンテナオーケストレーションがレガシー環境とどのように異なるかなどについても説明される。
受講者は、Kubernetesのハイレベルなアーキテクチャについて学び、コンテナオーケストレーションの課題、分散環境におけるアプリケーションのデリバリーおよび監視方法について理解を深めることができる。