インターネットイニシアティブ(IIJ)は4月21日、同社がデータベースをクラウドサービスとして提供する「IIJマネージドデータベースサービス」において、Oracle Databaseのサービスメニューに小規模な低価格品目を追加し、4月27日に提供開始すると発表した。
同社は同サービスのサーバ設備を自社データセンターである白井データセンターキャンパス(白井DCC)に構築し、小規模から大規模までカバーできる新たなメニュー体系のサービスとして提供する。
これにより、小規模構成でOracleを利用したいユーザーや、Oracleデータベースの設計・構築・運用を行う技術者の確保が難しい中小企業のユーザー、さらに重要なデータは国内データセンターに置きたいといったニーズに対応するとしている。
新メニューでは、従来のサービスにはなかった12コア/16GBメモリ 月額10万円台の小規模構成、低価格のメニューを追加する。
業務システムでOracle Databaseの利用が必須だが、データベースの構築や運用を行える技術者がいない中小規模のユーザーをはじめ、コストを抑えながらも負荷なくOracleデータベースを利用したいといったユーザーにも新メニューは適しているという。