ブイキューブは、オンライン開催によって参加者が移動せずにイベント参加したことによるCO2削減率の見える化を実現する「グリーンメーター」をオンラインイベントプラットフォーム「EventIn」利用企業に無償で提供開始することを発表した。

  • グリーンメーター利用イメージ 出典:ブイキューブ

このサービス提供の背景には、「社会の持続的な成長」の実現のため、ESGへの取り組みが企業の重要事項となり、特に環境問題への意識の高まりからCO2の削減効果にも注目が集まっていることが挙げられるという。 またコロナによりイベントのオンライン開催が文化として定着し、首都圏中心で開催されていたイベントに全国どこからでも参加することができるようになり、イベントやセミナーへ参加する方法は大きく変化したことも要因の1つであるという。

「グリーンメーター」は、仮に参加者がセミナー会場に集まった場合のイベントやセミナーをオンライン開催に変えたことによる、移動によるCO2の削減率を可視化するサービス。ブイキューブは、効果を可視化することで実際に使う個々人がオンラインセミナーの利用効果を明確に認識し、積極的な利用を促進していくことにより、映像コミュニケーションサービスがコミュニケーション以外にも社会的に重要な役割を果たすものであるという考え。

サービスの内容としては、リアル会場に参加者全員が集合することを想定し、オンラインイベントの参加者がアクセスしたエリアをIPアドレスから推定する。イベント開催予定のある建物まで交通機関で移動した場合と比較して、どの程度のCO2排出量を削減できたかを想定、集計して表示し、より環境保全効果が実感できるよう、削減したCO2排出量を植樹本数に換算して表示することもできるという。