インターネットマルチフィード(マルチフィード)、インターネットイニシアティブ(IIJ)、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は4月19日、400ギガビットイーサネットを用いたIX(インターネットエクスチェンジ)相互接続実証実験に成功したことを発表した。
今回の実証実験の成功を受けて、今後のIXにおける400ギガビットサービスの提供や、大手ISP(Internet Services Provider)およびCSP(Contents Service Provider)などによるIXでの400ギガビットイーサネット利用の推進、IX接続ポートの広帯域化などが期待される。
また、IXにおいてより広帯域でのインターネットトラフィックの交換が可能となることから、インターネット利用者はさらに快適なインターネット利用環境の実現が見込めるとのことだ。
同実証実験において3社は、アリスタネットワークスジャパン、シスコシステムズ、ジュニパーネットワークスの400ギガビット対応ルータとスイッチを相互に接続し、IXで400ギガビットインタフェース(400G-FR4および400G-LR4)を適用した場合における、物理レベル、ネットワークレベルの相互接続性、光スイッチとの相互接続性、経路制御の相互接続性、400ギガビットのトラフィックの性能などを確認した。
実証実験の結果、400ギガビットイーサネットはIXにおける相互接続性や性能面において商用提供が可能な品質であると認められたとのことだ。