マーケライズは4月19日、製造業向けマーケティングオートメーションツール「MRC(マーケライズクラウド)」にAI(Artificial Intelligence:人工知能)を搭載し、「AIスコアリング」と「AIアナリティクス」の2機能を追加したことを発表した。
同社が展開するMRCは、有望見込客を発掘するためのマーケティングオートメーションツールだ。企業が保有する名刺リストを一元化して管理するほか、Webサイトにアクセスがあったユーザーから、確度の高い有望見込み客を自動抽出する機能を持つ。
今回AIを搭載したことで、「AIスコアリング機能」によりWebサイトから問い合わせがありそうなユーザーを事前に分析可能となったため、これまでよりも効果的に迅速なアクションにつなげられるという。また、「AIアナリティクス」により類似顧客の分析が可能となったため、過去の商談者の行動を分析することで、今後新規で商談に発展しそうなユーザーを自動でピックアップするとのことだ。
また、受注者の過去の行動を「AIアナリティクス」により分析することで、セミナー参加者と受注者の相関などが客観的に可視化され、具体的な販促施策へとつなげられるとしている。