NECネッツエスアイと東京大学協創プラットフォーム開発(東大IPC)は4月19日、両社が運営するオープンイノベーション推進1号投資事業(AOI1号ファンド)を通じて、ローカル5G領域のベンチャー企業であるFLARE SYSTEMSへ出資したことを発表した。

同ファンドは、東京大学周辺でのオープンイノベーション活動の推進を目的とし、「企業とアカデミアとの連携によるベンチャーの育成・投資」というコンセプトで2020年に組成されたものだ。

FLARE SYSTEMSは、NECネッツエスアイと東京大学との共同研究「ソフトウェア基地局によるカスタマイズ可能なローカル5G技術の研究」の成果を実用化するために設立したベンチャー企業となる。今回の出資を通じて、ローカル5Gに関わる東京大学での研究成果の社会実装を支援する。