Microsoftは4月13日(米国時間)、Windows 11の最新ビルドとなるBuild 22598をInsider PreviewプログラムのDevチャネルおよびBetaチャネル向けに公開した。このビルドには多くの機能改善やバグ修正が含まれているが、Betanewsは4月16日、パワーユーザーにとってうれしい改善の一つとして、タスクマネージャーにキーボードショートカットが追加されたことを紹介した。
タスクマネージャーは、Windows上のプログラムの実行状況を監視・管理するための標準ツールであり、パワーユーザーにとってはなじみの深いアプリと言えるだろう。Microsoftは長年にわたってこのツールの改良を続けてきた。Build 22598では、タスクマネージャー上で主要な機能にアクセスするためのキーボードショートカットとして、以下の5つが追加された。
- [Alt]+[N] − 新しいタスクを実行する
- [Alt]+[E] − 現在選択されているタスクを終了する
- [Alt]+[V] − 効率モード(Efficiencyモード)のオン/オフを切り替える
- [Ctrl]+[Tab] − 開いているタブを順方向に移動する
- [Ctrl]+[Shift]+[Tab] − 開いているタブを逆方向に移動する
上記のほかに、[Delete]キーによって現在選択されているタスクを終了する機能も復活している。これは以前のWindowsには搭載されていたが、ある時期から使用できなくなっていた。
タスクマネージャーの新バージョンはBuild 22598に含まれている。現在は、Build 22598.100として展開され、Insider PreviewプログラムのDevチャネルとBetaチャネルで利用することができる。