ホットリンクは、4月18日、デジタル人材育成機関として、SNSマーケティングの専門家の輩出、SNS活用の健全な普及を目的とした企業内大学「ホットリンクアカデミア」を発足したことを発表した。 「ホットリンクアカデミア」は、ホットリンクの社員を中心に、社外のSNSの運営責任者や広報担当者などに向けたプログラムになっている。
このホットリンクアカデミアは「専門人材を育成するためのリカレント教育の場」として、また「専門企業としてのナレッジを社会や学校に還元する場」として設立された。
「専門人材を育成するためのリカレント教育の場」としての面は、企業を取り巻く環境が、デジタル化の大きな波によって絶えず変化していることを解決するために設定された。特にデジタル領域は変化のスピードが速く、求められるスキルや解決すべき課題の多さに辟易している企業担当者も少なくないことが背景に挙げられる。
「専門企業としてのナレッジを社会や学校に還元する場」としての面は、日々さまざまなメディアから大量の情報が発信され、情報との向き合い方が企業・生活者を問わず重要になっている一方で、それらを学ぶ機会が多くないことに起因する。
今回の「ホットリンクアカデミア」は、これまでのセミナー活動を体系化し、最先端のデジタルマーケティングをより多くの人が学べる場として位置付けている。企業の担当者に限らず、より広く社会に向けて、メディアリテラシーの向上に寄与する学びの場となることを目指す。
また、学生や市民に向けたソーシャルメディアやデータ活用の「出張講座」も予定している。