アディッシュは4月15日、企業におけるSNS利用の実態を把握するために2021年12月6日～10日に調査を実施したSNSに関するアンケートの回答結果を公開した。回答者は1,076名。

現在最も多く利用されているSNSは、TwitterとInstagramで（共に52%）だった。これに46.1％のFacebook、42.5％のYoutube、42.6％のLINEが続いており、上位5つの利用率はほぼ差がない結果となった。

各SNSの運用課題を聞いたところ、Twitter（n=559）は「運用目的は明確だがSNS戦略が不明確」（約25%）、Instagram（n=560）は「専門人材がいない/スキル不足」(約23％）がトップに挙がった。3位のFacebook（n=496）は「効果がでていない」（約30%）、Youtube（n=457）は「専門人材がいない / スキル不足」（約25%）が上位に挙がった。

「専門人材がいない / スキル不足」が上位課題にあがった他のSNSは、Googleビジネスプロフィール（n=192）、note（n=93）だったとのことだ。

また「今後、自社のマーケティング活動において活用できるかもしれないと注目しているSNS（重複回答あり） 」の1位には、写真共有アプリのSnapchat（約22%）が挙がり、これにWhatsApp（約20%）、TikTok（約18%）が続いた。

  • 今後、自社のマーケティング活動において活用できるかもしれないと注目されているSNS　引用：アディッシュ

近年SNSをマーケティングに導入する企業も多くみられるが、一方でそれに伴うリスクも大きく、最も懸念されているリスクは売上への影響（約37%）だった。次に、ブランドの低下（約27%）や株価の低下（約15%）と続き、実際に目に見える利益への影響と、企業価値の低下といったイメージの両方を懸念している企業が多く存在することが分かった。