オムロンと日本IBMは、4月14日、オムロンがグループ全社で取り組む、データドリブンな企業運営への進化を可能とする経営システムの基盤構築を目的とした、「コーポレートシステムプロジェクト(CSPJ)」の推進に向け、パートナーシップ契約を締結したと発表した。

CSPJは、2022年度から2024 年度までの3年間の中期経営計画で、「事業」、「企業運営・組織能力」の2つの領域でのトランスフォーメーションを進め、事業・業務を通じて獲得した膨大なデータを解析し、経営判断に役立てるDXによるデータドリブンな企業運営への進化を目指すオムロンの最も注力するグローバルプロジェクトの一つ。IT基盤の刷新のみならず、業務プロセスの標準化や将来的なデータ活用までも視野に入れたグローバルの経営システム基盤を構築を目標としている。

オムロンはパートナーとしてさまざまなグローバル企業の変革を支援した豊富な実績やスキルをもつ企業を求めており、今回、グローバルや国内で培ってきた豊富な実績やスキルと先進テクノロジーを活用しながらオムロンと共にDXを推進し、オムロンの持続的成長・企業競争力強化を支援することで合意した日本IBMとパートナーシッププログラムに関する契約を締結した。 今後、オムロンは日本IBMとのパートナーシップを通じて各種施策に取り組み、CSPJの着実な実行によるデータドリブンな企業運営を進めていく方針。