インテックは4月13日、富山県のテーブルテレビ局である新川インフォメーションセンター(NICE TV)と、となみ衛星通信テレビ(TST)との地域ネットワークインフラを活用した自治体向けIoTプラットフォームに関する協業を発表した。

3社は、政府が掲げる「デジタル田園都市国家構想」の方針である「地方を中心としたデジタル技術の実装」に賛同し、事業を通して地域に貢献していくという点でビジョンが一致していることから、協業に至った。今後は地域の防災力の向上や、安心安全な市民生活の実現など、地域特性に合わせたDX(デジタルトランスフォーメーション)につながる取り組みを進める。

  • 3社協業のイメージ

具体的には、ローカル5G、地域BWA(地域広帯域移動無線アクセスシステム)、 光ケーブル網などのNICE TV、TSTが保有するネットワークインフラと、インテックのデータ連携基盤(FIWARE採用)をはじめとした技術を活用して実証実験やソリューション開発を行う。

また、地域事情に即したデータ連携基盤の活用検討・推進、地域DX推進のためのプロモーション・提案、地域DXのノウハウ、ユースケースの共有、地域へのソリューション提供なども実施していくという。