ダイキン工業は、業務用エアコンをサブスクリプション型で提供するサービス「ZEAS Connect(ジアス コネクト)」を5月27日より開始することを発表した。
サービスは三井住友ファイナンス&リース、SMFLレンタルと共同開発したもので、毎月の定額料金で店舗やオフィスに業務用エアコンを提供。導入初期費用や管理工数を抑え、機器の異常やフロン排出抑制法で点検が必要になる時期をメールで通知するなど、運用業務をサポートする基本プランに加え、任意のタイミングで追加できるオプションメニューも用意されている。
契約期間は3年から7年の範囲で選択可能で、更新のタイミングで最新機器に入れ替えられるため、古くなり故障しがちなエアコンを無理やり使い続けるといったことも防げる。飲食サービス業や宿泊業など、長引くコロナ禍の影響を受ける店舗の設備投資や固定費の圧縮を課題と捉える同社は、サービスの対象機器に換気機器や空気清浄機の組み入れも目指している。