大塚商会は4月12日、米dotDataと共に中堅・中小企業のAI(Artificial Intelligence:人工知能)活用を促すため、戦略的アライアンスを締結したことを発表した。
同社は小規模なデータ分析からAI活用を始めたい中堅・中小企業の声に応えるため、2021年6月21日から「大塚商会dotData AI分析サービス」、2021年11月1日から「dotData Lite」を提供している。
そうした中で、クライアント企業から、高度な技術知識やスキルが無くてもAIが導出するインサイトを業務に活用できるサービスの要望が高まっているという。
そこで両社は、dotDataのAI自動化の機能を大塚商会が提供する各種ITサービスやソリューションに組み込み、クライアント企業のユーザーが本来の業務に注力しながら、ITソリューションの利用の中で自然にAIの価値を享受できる仕組みの構築を目指して、今回の戦略的アライアンス締結に至ったとのことだ。
両社は戦略的アライアンスにより、組織の大小を問わず幅広い業務分野でより多くの人がAIによって業務を効率化する「AIの民主化」に向けたビジネス実装を進める予定だ。