PFUは4月12日、クラウドサービスの「Box」を活用した電子帳簿保存法(電帳法)に対応した電子ファイリングサービス「あんしんエビデンス管理(Box)」を同日より販売開始した。
「あんしんエビデンス管理」シリーズは、電帳法の法令要件に対応したソフトウェアと導入ガイドがセットになったパッケージ商品で、今回発売となる「あんしんエビデンス管理(Box)」は、データの保存先として「Box」を利用するもの。スキャナ保存に必要なタイムスタンプ、電帳法の要件を満たす登録/検索ツール、一括登録など運用に必要な各種ツールを提供する。「Box」を利用中または導入予定の企業が対象となる。
紙文書をスキャンしてタイムスタンプを付与してBoxに保存する場合と、電子データをそのままBoxに保存する場合に対応。なお、保存するファイル形式はいずれもPDFになる。
また、電帳法への対応をサポートするため、導入手順書、導入手順書に沿って記入するワークブック、電帳法に沿った事務処理を定めた規程のひな形である事務規程説明書、システム化業務フロー説明書も提供する。
価格は、あんしんエビデンス管理 基本パック(Box)が年間150万円(一括、税別)、ユーザーライセンスが年15万円(10ユーザー単位)。なお、Boxの利用料は別途必要。
オプションとして、導入ガイドの内容を会議形式で説明し、メールによるQ&Aに対応する「あんしんエビデンス管理 プレミアムサポート 導入ガイドレクチャー」を100万円(税別)、電帳法の最新情報をメールで提供したり、法令要件に関するQ&Aに対応する「あんしんエビデンス管理 プレミアムサポート プロフェッショナルサポート」を60万円(年、税別)で提供する。