三菱UFJ信託銀行は4月6日、パーソナルデータを管理・運用する情報銀行サービス「Dprime」において、個人ユーザーがデータ提供により、企業と社会課題解決に資する商品を共創するプロジェクト「Dprime Lab」を開始したことを発表した。

  • 情報銀行「Dprime」による社会課題解決に向けた新商品共創プロジェクト

    情報銀行「Dprime」による社会課題解決に向けた新商品共創プロジェクト

「Dprime Lab」は、「Dprimeアプリ」の個人ユーザーと企業が共に社会課題解決に向けた商品・サービスを創るプロジェクト。その第1弾は、ビール開発会社AJB Co.による「あなたのデータと廃棄食材で創る新感覚クラフトビール」開発。Dprimeを通じて個人ユーザーか ら提供される多様なデータをもとに味の調整を行うほか、廃棄食材の活用を通じてフードロス削減にも取組むという。

個人ユーザーはデータ提供によりプロジェクトに参画でき、自身のデータから商品が生まれるプロセスを体験可能。企業は同プロジェクトを通してユーザー視点での商品・サービスを生み出せるだけでなく、その商品・サービスが持つ社会的な意味・想いをユーザーと共有できるとしている。

  • プロジェクトへの参画方法

    プロジェクトへの参画方法

プロジェクトへの参画するには、Dprimeアプリをダウンロードしてデータ登録などを行い、対象オファーへの応諾を行う。スケジュールは、4月6日〜5月12日にプロジェクト開始(アプリで参加)、5月〜6月に参加者のデータ×廃棄食材を活かしたレシピ調整、6月(予定)にパイロット版配布(追加アンケート)、8月(予定)に最終版と完成試飲イベントを実施する。