コニカミノルタは4月4日、英国子会社において外部からのサーバーへの不正アクセスを確認したと発表した。子会社による調査によると、現時点で顧客情報や個人情報の漏洩は確認されていないという。社内外の専門機関による調査を行い詳細確認を進めている。
身代金要求型ウイルス「ランサムウェア」によるサイバー攻撃を受けたとし、ファイルの一部が破損して業務への支障が出ている状態だという。ハッカー集団が「ダークウェブ」と呼ばれる闇サイト上で攻撃を表明している。
被害を受けた子会社は、不正アクセスを確認後、該当する拠点ネットワークの遮断など必要な対策を講じた。現在はシステムの復旧を進めている。