サントリーホールディングスは4月4日、AIのパフォーマンスを高めるためのAI学習・運用サービスを開発・提供するCitadel AIに対して、3月30日に資本参加したことを発表した。
サントリーホールディングスはこれまで、生産計画の立案や製造ラインでの異常検知、R&D(研究開発)やSCM(Supply Chain Management)などの分野でAIを活用してきた。
2021年にはサントリーグループのIT戦略実行組織であるサントリーシステムテクノロジーが、サントリーグループで稼働中のAIに対して、Citadel AI社が提供するモニタリングサービスの適用検証を実施。同サービスがグループのAI性能向上に長期的に貢献するものと判断し、今回の資本参加に至った。
事業成果の最大化と、高度なAI活用を推進すべく、サントリーホールディングスは今後、AIのパフォーマンス向上に寄与する学習・運用プラットフォームの構築や活用に取り組むという。