JSOLは4月1日、2022年9月のオフィス移転に先だち、新オフィスでスーパーコンピュータ「富岳」による飛沫シミュレーションを実施することを発表した。シミュレーションの結果をオフィスレイアウトに生かし、社員が安心して過ごせる安全なオフィスづくりを目指す。
シミュレーションでは、新オフィスのレイアウトをコンピュータ上でバーチャルなオフィス空間として構築し、富岳により飛沫の挙動を再現する。オフィス内の設備やパーティションの配置などを飛沫感染対策の観点から最適化するために、この結果を活用するという。
同社は理化学研究所が主導する「産学官連携による新型対策課題の推進」コンソーシアムの一員に加盟している。同コンソーシアムでは「室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測と対策」として、富岳を使用して室内空間における飛沫の動きの可視化に取り組んでいる。