エアレース・ワールドチャンピオンシップの開幕戦が英国グッドウッドに決定

The Air Raceは3月31日、2022年エアレース・ワールドチャンピオンシップの開幕戦の開催地と日程を正式に発表した。

それによると、2022年シリーズ初戦の場所は2022年7月8日から10日にかけて、英国グッドウッド(Goodwood)で開催されるという。

エアレース・ワールドチャンピオンシップは、2003年から2019年にかけて開催されてきた空のモータースポーツ大会「レッドブル・エアレース」のレガシーを引き継ぎつつ、新たな運営体制で再構築されたFAI(国際航空連盟)承認のエアレースとなる。

12のEliteレースチームが2022年、2023年、2024年のレースシーズンに参戦を予定しているとのことで、レッドブルも元世界チャンピオンのマルティン・ソンカ選手(チェコ。2018年の年間チャンピオン)のスポンサーとしてエアレースへ関与し続けるとしている。

2022年シリーズは、7月開催のグッドウッドのほか、10月14日～16日にかけて、インドネシアのジャカルタにて開催される予定となっている。また、エアレース・ワールドチャンピオンシップでは、Prometheus Fuelsとのパートナーシップを通じ、Titan FuelForgeテクノロジーを使用して2023年までにネットゼロ・カーボン航空燃料を導入した高性能のレース機の運用を開始することも計画しているとしている。

なお、観戦チケットはエアレースおよびグッドウッドの公式サイトにて、4月上旬よりTicketmasterより販売される予定だという。