NTTグループは3月31日、新たなXR(Extended Reality)サービスブランド「NTT XR」を立ち上げると発表した。同ブランドでは幅広いXRサービスを提供するとともに、ユーザーの声に合った最適なサービス展開を目指す。サービスブランド開始に伴って、グループ各社のXR関連情報を発信するサイトをオープンしている。

  • 新ブランド「NTT XR」ロゴ

近年はバーチャル空間上でコミュニケーションや経済活動を行えるVR(Virtual Reality:仮想現実)や、現実空間上に仮想の視覚情報を重ねて映し出すAR(Augmented Reality:拡張現実)など、XR市場が急速に進展しており、新たな生活インフラとして今後もさらなる拡大が見込まれる。

そこで同社は、新たなXRサービスブランドのもとで、法人および個人向けの各種サービスから、各社共用のXR技術基盤、デバイスに至るまで、幅広いラインアップのサービス拡充を目指すとしている。

「リアルの限界を超えて、夢や思いを体験し、共感し合える世界へ」をブランドが目指す世界観として、法人向けのソリューションとしては遠隔会議、現場作業支援、研修、マーケティング関連サービスを展開する予定だ。また、教育および観光分野におけるサービス開発にも注力するという。