MicrosoftはWindows 11におけるデフォルトのWebブラウザ切り替えをかなり面倒なUI/UXに変更した。これはユーザーに評判が悪かったが、このほど、以前と同じようにより簡単にデフォルトのWebブラウザを切り替えられるように方針を変えたようだ。
2022年3月28日(米国時間)に公開された「March 28, 2022—KB5011563 (OS Build 22000.593) Preview」において、Webブラウザのデフォルト切り替えの方法が簡単になった。まだプレビュー版でありオプションと位置づけられているが、そう遠くない段階で通常のアップデート対象として取り込まれるものと見られる(参考「Microsoft relents and makes it easier to change the default web browser in Windows 11」)。
現在は設定アプリケーションから「アプリ」→「既定のアプリ」を選択し、デフォルトに設定したいWebブラウザを選択したら、そのあとは拡張子ごとに利用するWebブラウザの設定を行わなければならない。KB5011563に取り込まれた変更でこの操作が1回の設定で終わるようになる。
ただし、依然としていくつかの設定はMicrosoft Edgeからは変更できなくなっている。デフォルトブラウザの切り替えが提供されていないものに関しては、サードパーティのツールを使うなどしない限り変更できない。