カシオ計算機は、小規模店舗のDX支援に向けてタブレットレジや決済、クラウド分析などのサービスを開発、6月末より順次提供開始する。

  • EZネットレジやEZキャッシュレスの製品群(同社資料より)

    EZネットレジやEZキャッシュレスの製品群(同社資料より)

クラウド上でリアルタイムに売上データの集計や分析、店舗データ管理が行えるタブレットレジ「EZネットレジ」、クレジットカードや電子マネー、QRコードなどに対応する決済サービス「EZキャッシュレス」と現金/キャッシュレス双方に対応するサービスを月額で提供。EZネットレジは月額4,950円で同一店舗内では3台まで追加料金がかからない。EZキャッシュレスは、クレジット決済利用が月額748円、電子マネー決済が月額1,452円で提供される。

加えて、商店街単位でのDX支援に「商店街EZパッケージプラン」も開始する。同社は、高円寺パル商店街振興組合との来街者分析の実証実験を2020年11月より約1年間行っており、その成果をもとに開発されたパッケージプランでは、ビーコンによる来街者の行動パターンの調査やレポート、店舗オンライン講習などのサービスを提供。"商店街"という歩いてまわれる単位でのDX構築により、地域活性化を支援する。

2022年5月9日修正:記事初出時、4月より順次提供と表記しておりましたが、提供日が変更されたため、当該部分を修正させていただきました。