デロイト トーマツ ベンチャーサポート(DTVS)は3月23日、これまで日本、台湾、インド、シンガポールにおいて各開催地でローカルで行っていたスタートアップによるピッチイベント「Morning Pitch」に関して、アジア域内においてクロスボーダーでマッチングできるオープンイノベーションプラットフォームへと発展させた「Morning Pitch Asia」を展開することを発表した。

  • 「Morning Pitch Asia」イメージ

    「Morning Pitch Asia」イメージ

「Morning Pitch」 は、スタートアップと大企業や投資家との事業提携を生み出すことを目的としたピッチイベント。2013年にDTVSが東京で運営を開始し、毎週5社のスタートアップが大企業・ベンチャーキャピタルなどのオーディエンスに対しピッチを行っている。

日本では、累計1,900社超のスタートアップが登壇し、約55社が登壇後に新規株式公開を果たしており(上場承認も含む)、2017年からはシンガポール、インド、台湾へと開催地を拡げ、アジア圏でのスタートアップと大企業との協業や多くの資金調達の機会を生んできたという。

「Morning Pitch Asia」では、各開催地の会場で行うピッチイベントの内容をリアルタイムで日本、シンガポール、インド、台湾の大企業や投資家にオンライン配信。オーディエンスは各地にいながら海外の優良スタートアップのピッチを聞くことができ、国境という枠を越えてクロスボーダーでマッチングが可能になるとしている。

  • 今後の開催予定

    今後の開催予定

3月25日のシンガポールのスタートアップによるイベントを皮切りに、月に2、3回程度の頻度で開催を予定しており、各回の参加者はオンライン、オフライン合わせて250人を見込む。日本のスタートアップ向けの開催は5月を予定している。事前申込制、参加費無料。今後の開催予定は、随時Webサイトに掲載される。