サッポロホールディングスは22日、グループDX方針の策定を発表。650名規模のDX推進人財育成や効率的なデータ基盤の確立など環境を整備し、DXに取り組む。
策定されたグループDX方針は、
(1)お客様接点を拡大:お客さまとつながり、理解を深め、寄り添うこと
(2)既存・新規ビジネスを拡大:お客様起点で考えぬかれた新たな価値の創造と、稼ぐ力を増強すること
(3) 働き方の変革:自分たちの仕事をもっと楽に、もっと楽しく、働くことに誇りを持てるものにしていくこと
の3つ。これらを実現するために経営会議に属するグループDX・IT委員会を設置、2023年までに650名規模のDX推進人財の育成、2025年までにビジネスや社会環境の変化に対応できる効率的なデータ基盤をクラウド上に構築するなど多角的にDX事業推進のための環境整備を進める。
DX推進人材は150名のDX・IT推進リーダー、500名のサポーターから構成され、外部人材や新規採用強化で確保し、これを約4000名の全社員のリテラシー向上につなげる。データ基盤は、同社が持つ構造化データ/非構造化データを格納するデータレイクを構築し、経営層から現場までが共通データに基づく意思決定を行えるような仕組みを目標にしている。