EY Japanは3月22日、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を目的としたサービス「EY Experience for Microsoft Solutions」の提供を発表した。同サービスは、マイクロソフトのソリューションとEYのコンサルティングサービスの融合させたもので、先端技術および先進事例企業のデジタル化を体験できるような内容として設計されている。
同サービスは、企業がDXの進め方を実際に体感できる場として、「体験」、「共感」、「発案」、「創出」の4つのステップで構成されている。
「体験」では、先進事例を通じて、マイクロソフトが提供するMicrosoft AzureやMicrosoft Dynamics 365といったクラウドソリューションを実際に体験できる。「共感」では、DX診断により自社の現状を把握し、優先度の高い問題領域に対してインタラクティブな議論により目指すべき姿とそこに至る道のりの意義を参加者全員が共感する。
「発案」では、特定された課題に対するソリューションを発案するためのデザイン・シンキング・ワークショップの実施や、発案されたソリューションの導入によって得られるビジネス効果を明確にする。「創出」では、発案されたソリューションの実現性や効果を検証する。
また、2021年7月にAIカメラと大型4Kディスプレイを備えたスタジオなどを新設した同社の共創施設「EY wavespace」にて、オンラインホワイトボード「Mural(ミュラル)」や対話型ホワイトボード「Surface Hub」「Surface Hub 2S」をデジタル・コラボレーション・ツールとして提供する。