レノボはこのほど、中規模企業向けの新しいITインフラストラクチャー製品を発表した。

  • Lenovo ThinkSystem ST50 V2 サーバー

    Lenovo ThinkSystem ST50 V2 サーバー

新製品のThinkSystem ST50 V2/ST250 V2/SR250 V2は、データセンター内外の限られたスペースでも柔軟性とエネルギー効率に優れた低ノイズのサーバー製品。新型シングルソケットにより、小売、製造、金融業界で重要なアプリケーションをサポートし、企業運営に合わせて容易にカスタマイズ可能だとする。

  • Lenovo ThinkSystem ST250 サーバー

    Lenovo ThinkSystem ST250 サーバー

Lenovo ThinkSystem DM5100FストレージアレイとThinkSystemサーバーを組み合わせることで、低コストなオールフラッシュSANストレージソリューションとして長期的に対応。企業はスモールスタートからでも拡張しやすく、エッジからクラウドまでデータを管理できるとする。

  • Lenovo ThinkSystem DM5100F ストレージアレイ

    Lenovo ThinkSystem DM5100F ストレージアレイ

組み込み管理ソリューションLenovo XClarityにより企業は、データおよびインフラストラクチャー製品を効率的に管理可能。IT管理タスクの標準化、シンプル化、自動化に対応するLenovo XClarityのダッシュボードにより、企業は3分程度でシステムを構築でき、サービスコールを最大90%防げるとする。また、リモートワークに課題を抱えている企業は、Lenovo TruScale for Hosted Desktopsにより場所を問わず強力なセキュリティとリモートワーカーの生産性を支えるという。

サイバー攻撃の43%は中小企業を標的とし、セキュリティ侵害やサイバー攻撃を経験した企業の60%近くが事業停止を余儀なくされていることから、レノボ製品はビジネスの継続性を念頭に、ダウンタイムのリスク軽減をサポート。ThinkSystem V2サーバーとランサムウェアからの自動保護機能を内蔵したThinkSystem DMストレージ製品を提供し、例えばレノボのバックアップ/リカバリ製品により企業は、セキュリティリスク、データ損失、想定外の混乱事態からより効果的に自社を保護できるとしている。

レノボ・エンタープライズ・ソリューションズの代表取締役社長 ジョン・ロボトム氏は、次のように述べている。「ビジネス規模に関わらず適切なITインフラストラクチャーを通じて、ビジネスインテリジェンスを獲得していくことは企業の成長には欠かせません。特に、日本企業の大多数は中小企業であり、中小企業の成長を支えることは日本社会全体の成長にもつながります。この度、発表するレノボの中規模企業向けの新型ITインフラストラクチャー・ソリューションとTruScaleサービスは、当社のチャネルパートナーとソリューション・プロバイダーの広範なシステムと連携しており、顧客サービスの向上、販売の加速、次世代のアプリケーションの展開における支援が可能です。今後もお客様のビジネス成長の支援に尽力していきます。」