日本電気(NEC)は3月18日、Windowsのパッチ運用業務をリモート環境から運用代行するNEC ICT Management Service and Technology「Windows パッチ運用代行サービス」の提供を開始する。
同サービスは、NEC ICT Management Service and Technology(MAST)サービス群を強化するもので、Windowsベースで稼働するPCに対するパッチ配信や適用確認などのパッチ運用業務を、NECがリモート環境から代行するサービス。
従来は未対応であった非定型業務の作業プロセスも対象とし、105点のプロセスを自動化することで最大85%の効率化を実現し、IT部門の業務負荷を軽減するとしている。
PCへのパッチ適用や集中管理に必要なサーバを併せて提供する。同サーバーにはWindowsの標準機能であるWSUSとリモートアクセス機能があらかじめ設定されているため、WSUS の設定やエージェントソフトウェア等の導入作業を行うことなくサービスを利用可能。Windows 11のパッチ管理も7月よりサポート予定だという。
「Windows パッチ運用代行サービス」の提供価格は、管理PC 99台までが月額 63,500円、100〜199台が77,700円、200〜299台が88,300円、300〜399台が96,500円(いずれも税別)。出荷開始は5月16日。