日本ディープラーニング協会(JDLA)は3月17日、2022年3月5日に実施した「JDLA Deep Learning for GENERAL 2022 #1」(通称:G検定)の合格者を発表した。6760人が受験し、うち4198人が合格した。合格率は62.10%とのことだ。
JDLAは、DX(デジタルトランスフォーメーション)時代に対応できるビジネスパーソンの育成を目指して、2017年からG検定を実施している。「AI(Artificial Intelligence:人工知能)の定義」や「ディープラーニングの概要」、「ディープラーニングの手法」など、ディープラーニングを事業に生かすための知識を有しているかを確認する試験だ。
今回の試験によりG検定の累計受験者は7万5046人となり、累計合格者は4万9119人となったとのことだ。
年代別に合格者を見ると、20代が1690人(40.26%)と最も多かったようだ。次いで、30代が1193人(28.42%)だった。10代から46人(1.10%)、70代から1名(0.05%)の合格者が出ている。
職種別に合格者を見ると、研究・開発が953人(22.70%)と最も多く、情報システム・システム企画が735人(17.51%)、学生646人(15.39%)が続く結果となった。また、業種別では、情報処理・提供サービス業が758人(18.06%)と最も多く、製造業684人(16.29%)、ソフトウェア業619人(14.75%)が続いた。