KADOKAWAは3月16日、3月1日より、社員の主体的な学びと自律的なキャリア形成を支援する新たな福利厚生施策として、全社員を対象に、キャリア形成につながる資格に合格した社員に対して奨励金を支給し、社員の「学び」へのモチベーションを後押しする制度を導入したと発表した。
対象資格は実践的かつ高難度の資格を中心に、言語(英語、中国語、韓国語、インドネシア語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、フランス語、タイ語、ロシア語)、出版(校正技能検定など)、デザイン(ウェブデザイン技能検定など)、情報処理(ITストラテジストなど)、経営(MBAなど)、法務(弁護士など)、歴史(歴史能力検定など)、世界遺産(世界遺産検定など)、旅行などの領域におけるハイレベルな資格・階級を中心に全116種(導入を開始した2022年3月時点。同じ資格でもレベルが異なる場合は別資格とする)。
社員は現在の業務にかかわらず、合格時に1万円から100万円までの奨励金を受け取ることが可能。また、同施策の対象とならない資格についても、業務に必要と認められれば受験料を全額支援する。
社員の「学び」支援においては、今回の制度に加え、グループ会社のドワンゴが提供する学習アプリ「N予備校」のプログラミングやWebデザインなどのコースを無料で受講できる制度を2021年7月から導入しており、2022年3月時点で200名を超える社員が活用しているという。