日本CFO協会は3月14日、経理・財務分野におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)支援のためのプラットフォーム「CFO STUDIO」(シーエフオー・スタジオ)の開設を発表した。同プラットフォームは、企業のCFOや経理・財務担当者を対象に、「経理・財務DX化の4つのポイント」を踏まえて、日本CFO協会独自の情報や体験学習の場を提供するものだ。

  • 「経理・財務DX化の4つのポイント」

今後は電子化対応のソフトウェアやAOI・データ分析ツールなどを提供する企業と連携して、DX推進や制度対応に求められる最先端の情報、デジタルツールの選び方・正しい活用方法に関する情報をセミナー形式で提供するほか、実際のデジタルツールを使った体験型の研修・トレーニングを提供していくという。

DX支援サービスの第1弾として、経営戦略策定に必要なデータを俯瞰的、多面的に把握するヒントを提供する「データ活用力向上支援プログラム」や、組織内のAIツール活用スキル向上を目的とした研修やツール試用の機会を提供する「AI活用支援プログラム」のほか、経理・財務業務の効率化・自動化ツールを活用した電子帳簿保存法対応のための支援を実施する。

今後も同協会は、継続的にラインナップを拡充していく予定だ(具体的なツールのトライアル期間や料金、体験学習できる研修講座の形式や料金は、サービスごとに異なる)。