Microsoftは現地時間2022年3月10日、Microsoft 365 Appsのポータルサイトである「Office.com」のリニューアルを公式ブログで発表した。Microsoft 365 Businessなどの法人契約、および教育機関向けのMicrosoft 365 Educationが対象となる。本リニューアルは各Webサイトとアプリケーション版の「Office」に適用されるが、筆者が確認した限りで日本語テナントには未適用だった。

  • 法人および教育機関向けのOffice.com(公式ブログより抜粋)

    法人および教育機関向けのOffice.com(公式ブログより抜粋)

新ポータルは新たに共同編集中などのファイルを列挙する「Quick access」や、ファイルの種類や保存場所に左右されずに各種作業を実行する「My Content」、新たなファイルをワンステップで作成する「Create」を用意している。主な内容はIgnite 2021で行った発表と相違点は見当たらない。これらの機能は消費者向けMicrosoft 365 Appsのポータルサイトへも数カ月内に展開される予定だ。