SBI生命保険とアミフィアブルは3月11日、保険ビジネスのDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を目指して、アミフィアブルが開発した基幹システム向けテスト工数削減アプリ「MLET.II」の実証実験を開始したことを発表した。
MLET.IIは、これまで手作業で行っていたテストシナリオ、テストスクリプト、テストデータの作成から、テスト実行ツールへの連係までを自動化するAIアプリケーションだ。なお、同アプリは「テスト支援システム、テスト支援方法及びプログラム」に関して特許を取得(特許第6902814号)している。
両社は、2021年11月よりシステム開発におけるテストケースやデータ入力、実行の自動化・効率化について議論を進めてきており、今回、SBI生命のシステム開発プロセスに同アプリを導入する。
今後、各種の実証実験を通じて、ビジネス面・技術面の課題解決策の検討や保険システム開発を通じた新たなサービスの提供などを進める。