経済産業省は3月9日、「健康経営優良法人2022」と「健康経営銘柄2022」を発表した。
第6回となる「健康経営優良法人2022」には、「大規模法人部門」で2,299法人が認定。上位法人500社には「ホワイト500」の冠が付加される。「中小規模法人部門」では12,255法人が認定、上位法人500社には同じく「ブライト500」が認定される。
同制度は、経済産業省が優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等を見える化し、広報する目的で創設された制度で、健康・医療新産業協議会健康投資ワーキンググループで定められた評価基準に基づき、企業等からの申請内容を審査し日本健康会議が認定を行っている。認定法人一覧は、Webサイトでダウンロードすることができる。
第8回となる「健康経営銘柄2022」は、東京証券取引所と共同で過去最多となる32業種から50社を選定している。選定は「令和3年度健康経営度調査」の回答結果をもとに行われ、1業種1社を基本に総合評価の順位が上位20%以内であること、ROE(自己資本利益率)の直近3年間平均の値が0%以上、もしくは直近3年連続で下降していないこと、重大な法令違反等がないことなどが主な選定基準となっている。
認定企業は、Webサイトに掲載。関連資料として2種の「健康経営銘柄2022ポスター」と「健康経営銘柄2022選定企業紹介レポート」が公開されており、従業員の健康を価値と考える各社の取り組みを参考にできる。