三井不動産は3月10日、事業継続計画(以下BCP)の策定から運用・改善までを効果的かつ継続的に支援する、定額・会員制コンサルティングサービス 「&Resilience」の提供開始を発表した。

  • 「&Resilience」ロゴ

    「&Resilience」ロゴ

&Resilience」では、BCP策定後の「運用・改善」にフォーカスし、これまで非効率な業務だった「課題の見える化、行動計画の策定・見直し、確認訓練」というマネジメントサイクルをデジタルツールの導入により効率化するとともに、専門的な知見・ノウハウを持つパートナーコンサルタントが持続的な改善活動をサポートする会員制サービス。

同社によると、BCPの策定と継続的改善をデジタルツールの導入およびパートナーコンサルタントが年間を通じて継続的に支援する定額の会員制サービスは日本初とのことだ。

先行して2021年11月より延べ49社に試験的にサービス提供したところ、91%の方から役に立ったという評価を得られたということだ。

  • “BCP2.0”とは、「計画策定後の運用フェ ーズ」に焦点をあてた「&Resilience」における独自概念

    “BCP2.0”とは、「計画策定後の運用フェーズ」に焦点をあてた「&Resilience」における独自概念

サービス内容は、「課題の見える化 / CHECK UP」として、脆弱性診断(システム利用/随時)、課題管理表出力(システム利用/随時)、気づきの訓練(ワークショップ/年1回)、「行動計画の策定・ 見直し支援 / PLANNING」としてテンプレートを活用したプラン作成(システム利用/随時)、行動計画の最適化ワークショップ(ワークショップ/導入時)、「実効性向上訓練/ EXERCISE」として確認訓練(ワークショップ/年1回)が用意される。