デル・テクノロジーズは3月9日、エントリーレベルストレージシリーズの最新版となる「Dell PowerVault ME5」を発表した。前バージョンの「PowerVault ME4」の2倍のパフォーマンス、スループット、容量、メモリーを提供し、オールフラッシュアレイとしても構成できる。価格(税別)は231万円からとなる。
同ストレージは、SAN(Storage Area Network)およびDAS(Direct Attached Storage)向けに最適化されている目的特化型のストレージだ。データの増加ペースに合わせた成長、運用環境の簡素化、ワークロードのサポート、迅速なビジネス成果の提供など、中堅・中小企業の課題に対応する。
「PowerVault Manager」で管理することが可能で、Redfish、Swordfish REST、CLI APIのいずれかによるスクリプティングをサポートしている。
また、同社のOME(Open Management Enterprise)フレームワークでもサポートされている。「Dell ProSupport Services for PowerVault ME5」を利用することで、同社のクラウドベースのAIOPsである「CloudIQ」を追加費用なしで利用し、アレイの稼働状況を管理し、修復のアドバイス、異常、容量予測、再利用可能なストレージなどの予測分析情報を得られる。