フォースタートアップスは3月8日、3月4日時点での「国内スタートアップ評価額ランキング」を発表した。同ランキングは、同社が取得した登記簿謄本に記載している情報を元に参考値として算出したもの。評価額は、 原則として直近の第三者割当増資における株式の発行価格に、 ストックオプション(新株予約権)など潜在株式を含めた発行株式の総数を掛けて算出されている。

第1位は、機械学習・深層学習関連のサービスを提供するPreferred Networks。その評価額は3549億円。これに、1981億円のスマートニュース、1731億円のSmartHRが続いている。

今回、Global Mobility Serviceが20位に新規ランクインを果たした。他のランクイン企業の顔ぶれに変化はないが、HIROTSUバイオサイエンスとアストロスケールホールディングスの評価額が若干上昇したという。企業評価額が1,000億円を超えている企業は10社で、ランキングの半数を占めている。

登記簿より、HIROTSUバイオサイエンスの2022年1月末の資金調達を新たに確認し、評価額が先月より約1億円上昇したとのこと。

アストロスケールホールディングスは登記簿より約8億3,000万円の資金調達を確認し、評価額は995億円となったという。同社は2月、欧州宇宙機関(ESA)元長官であるヤン・ヴァーナー氏と、弁護士の野口祐子氏が社外取締役に就任したことを発表している。

  • 国内スタートアップ評価額ランキング 引用:フォースタートアップス

  • 国内スタートアップ2022年資金調達金額ランキング(累計資金調達金額) 引用:フォースタートアップス