Googleは3月8日の国際女性デーに合わせて、ジェンダーに関わる概念が無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)であることに気付くきっかけとなることを目指し、偏見に触れたり、克服したりといった体験を持ちながらも、各分野で活躍している女性のストーリーをまとめた動画を公開した。

動画には宇宙飛行士の山崎直子氏、柔道家で筑波大学教授の山口香氏、YouTubeクリエイターのゆきりぬ氏らが参加した。未来を担う世代が偏見に縛られず、自らの可能性を自由に追求することをメッセージとして伝えている。

  • 動画のイメージ

偏見を未来に残さないために、同社は今回の取り組みの一環として、ジェンダーに関わる偏見についての意見やストーリーをTwitterでシェア可能な「#未来に残さない偏見 キャンペーン」を展開する。さまざまな女性が語るストーリーの中から、共感できるものをTwitter上に展開できるほか、「#未来に残さない偏見」のハッシュタグを付けることで、ジェンダーに関わる偏見を乗り越えたエピソードや意見をTwitterで発信可能だ。

  • 「#未来に残さない偏見 キャンペーン」サイト

また、同社が昨年の国際女性デーとして実施した「Women Will ダイバーシティ & インクルージョン推進プログラム」について、同プログラムの内容をダイジェスト版としてまとめた「Women Will ダイバーシティ & インクルージョン推進ガイド」を公開した。

  • 「Women Will ダイバーシティ & インクルージョン推進ガイド」目次

さらに、Women Will の新たな取り組みとして、効果的なチーム作りに欠かせない「心理的安全性」に関するファシリテーターの養成セッションを無料で提供を開始する。同セッションは、社内トレーニングや人事の担当者、ダイバーシティ&インクルージョンに関心を持つ人が対象とのことだ。