ラックは3月8日、同社の研究開発部門「サイバー・グリッド・ジャパン」のICT利用環境啓発支援室が制作および発行する企業経営者向けレポート『CYBER GRID JOURNAL Vol.13』の最新号を公開した。

  • 『CYBER GRID JOURNAL Vol.13』

今回は、次世代を担う子どもたちに対して、サイバーセキュリティを身近に感じてもらうための取り組みがテーマだ。冒頭では、オンライン授業の実現に貢献した「GIGAスクール構想」について、現状の課題と今後などを紹介している。具体的には、1人1台の端末を使えるようになったことで顕在化した、情報モラルやリテラシー教育の必要性について掘り下げられている。

  • GIGAスクールに関するトピックのイメージ

また、2月に公開した『サイバーセキュリティ仕事ファイル 1』も紹介している。同書は、サイバーセキュリティに関する職業を、専門知識のない人でも理解しやすいく案内するハンドブックだ。同ハンドブックの作成意図や想定する読者層について取り上げている。

  • 『サイバーセキュリティ仕事ファイル』に関するトピックのイメージ

加えて、日本サイバーセキュリティ人材キャリア支援協会のJTAGワーキンググループメンバーとセキュリティ人材のキャリアパスについて議論した座談会についても掲載している。人材の流動を促すために、将来が期待できるセキュリティ人材のキャリアパスについて語られている。

  • 座談会「どう描き、どう歩む?セキュリティ人材のキャリアパス」