Microsoftは先日、Windows 11の最新開発版「Windows 11 Insider Preview Build 22567」の配信を開始した(参考「Windows 11開発版、再生可能エネルギー使う機能と新セキュリティ機能 | TECH+」)。この開発版には多くの新機能が追加されていたが、このバージョンが2022年後半にリリースされる最初のメジャーアップグレードバージョン「Windows 11, version 22H2」(Sun Valley 2アップデート)のベースになる可能性が高いと、BetaNewsが3月7日(米国時間)、「The latest update from Microsoft shows that Windows 11 Version 22H2 is feature complete」において伝えた。
BetaNewsは、多くの新機能が追加された開発版が配信されたこと、その直後にアップデート機能自体の定期検診用の累積更新プログラムの配信が始まったこと(参考「Windows 11開発版、アップデート機能自体の定期検診用累積更新プログラム | TECH+」)、アップデートの名称として22H2が確認されたこと、「Windows 11 22H2 - Ab jetzt beginnen die Korrekturen für die finale Version - Deskmodder.de」においてMicrosoftのZac Mendez氏が現在の開発版がベースとなる旨を発表していることなどから、ほぼこの方向で進むようだと説明している。
なお、Microsoftは3月7日(米国時間)にさらに追加でアップデート機能自体の定期検診用の累積更新プログラムを公開している(Build 22567.200 - KB5012432)。
Microsoftは今のところ「Windows 11, version 22H2」(Sun Valley 2アップデート)のリリース日を、2022年後半としか説明していないため、2022年7月から2022年12月のどこかという以外の細かなスケジュールはわからない。ただし、BetaNewsはいくつかの条件から、夏にリリース可能な状態になり、Windows 11の発売から1周年となる2022年10月なる可能性があるのではないかと予測している。