Microsoftは現地時間2022年3月4日、Windows Package Manager(winget) バージョン1.2をリリースした。Microsoft Store経由の自動アップデートや「アプリインストーラー」のインストールで入手できる。バージョンアップを告知した公式ブログによれば、ARM64のサポートやエラーコードに対するエラーメッセージのマッピングが加わった。

  • winget バージョン1.2。ただし画面は先行プレビュー版

    winget バージョン1.2。ただし画面は先行プレビュー版

従来のwingetはエラー発生時に、「Installer failed with exit code: 4294967295」など10桁のエラーコードを発していたが、本バージョンからマニフェストを利用して、インストーラのカスタムエラーコードをメッセージとして表示するリンクを用意できる。現時点ではパッケージャーやアプリケーション開発陣、コミュニティの対応が欠かせないが、エラーコードで悩まされる機会は段階的に軽減するだろう。本バージョンはこの他にも90カ所以上の修正・改善が加わっている。詳しくはGitHubのリリースページを参照してほしい。