HP ZBookといったHPのノートパソコンを使っていて、Windows 10からWindows 11へアップグレードした後、または、Windows 10の21H1や21H2にアップグレードした後でシステム全体の動作が重くなったように感じる場合、「hp hotkey uwp service EATING up Memory - HP Support Community - 8235299」で報告されている問題が生じている可能性がある。
2021年12月ごろから複数のHP ZBookユーザーが、Windows 11へのアップグレード後、ないしはWindows 10 21H1へのアップグレード後、またはWindows 10 21H2へのアップグレード後に「HP Hotkey UWP Service」というHPノートパソコンでホットキーを使うためのサービスが大量のメモリを消費するようになったと報告している。あるユーザーは「HP Hotkey UWP Service」が64GBのメモリのうち49GBを消費していたことを報告しているほか、プロセッサリソースも大量に消費すると指摘している投稿も見られる。
「HP Hotkey UWP Service」を無効化することで問題を解決できたとする報告があるほか(この方法を使うとホットキーは使用できなくなる)、「HP Hotkey UWP Service」のスタートアップ種類を「自動」から「自動(遅延開始)」に変更することで回避できるようになったケース、または解決しなかったものの「自動(遅延開始)」にすることで軽減されたと報告する投稿などが見られる。そのほか、特定のドライバを古いバージョンへ差し戻したことで問題が軽減されたと報告しているものもある。まだ公式な修正は提供されていないものと見られる。