Microsoftは3月3日(米国時間)、「Visual Studio Code February 2022」において、クロスプラットフォームのコードエディタ「Visual Studio Code」(以下、VSCode)の最新版となるFebruary 2022 (バージョン1.65)のリリースをアナウンスした。Microsoftは、VSCodeを毎月1回継続的にアップデートする方針をとっており、February 2022は2022年2月アップデート版となる。
February 2022における主な変更点としては、次の項目が挙げられている。
- エディタの履歴ナビゲーション機能が拡張され、エディタグループ対応のナビゲーションやナビゲートのための新しいコマンドなどが追加された
- 新テーマ「Light HighContrast」が追加された
- 警告、インライン提案、デバッガーブレークポイントヒットなどの新しいオーディオキューが追加された
- 問題や検索、参照の結果をエディタにドラッグアンドドロップして、ファイル開いたり結果の位置を表示できるようになった
- 設定エディタでサイズ調整可能な分割ビューを使用できるようになった
- Git操作後にdiff(差分)エディタを自動的に閉じられるようになった
- ターミナルにおけるリンクの表示や挙動が大幅に改善された
上記のほかにも多数の細かな変更が加えられているほか、さまざまなバグ修正も行われている。変更点に関するより詳細な情報は、公式サイトのドキュメントおよびアップデート時に表示されるリリースノートを参照いただきたい。
また、2021年10月20日にプレビュー公開が始まったWebブラウザ版のVisual Studio Codeである「Visual Studio Code for the Web」に関してもいくつかの機能拡張が行われているという。
VSCodeは次のサイトからダウンロードすることができる。