Nexperia は、車載イーサネットESD保護デバイス製品ポートフォリオの拡充を目的に、新製品として静電放電(ESD)や他の過渡による損傷から2本のバスラインを保護するAEC-Q101準拠およびIEEE OPEN Alliance 100BASE-T1 / 1000BASE-T1準拠ESD保護デバイス「PESD2ETH1GXT-Q/PESD1ETH1GLS-Q/PESD1ETH1GXLS-Q」を発表した。
3製品ともにシリコンベースで、バリスタなどの他のESD保護ソリューションと比較し、複数の利点を提供するという。また、1pF(最大値)のダイオード・キャパシタンスにより、信号品質の向上を実現したともしている。
さらにシリコン技術とスナップバック挙動の組み合わせにより、他の競合製品と比較してクランプ電圧と残留電流を低減しているとするほか、リード付きパッケージ(SOT23)とリードレス・パッケージの選択も可能で、リードレス・パッケージは自動光学検査(AOI)を可能にするサイド・ウェッタブル・フランクを採用しており、アセンブリの歩留まり向上を可能にするとしている。