Microsoft Teamsチームは2月28日(米国時間)、公式ブログ「What’s New in Microsoft Teams|February 2022」において、2022年2月に追加されたMicrosoft Teamsの新機能を紹介した。

2月のアップデートには、iOSのコンパニオンモードの改善、会議時に自分のビデオを固定する機能の拡張、会議の出席者から意見を集めるWord Cloud Pollオプションの追加などが含まれている。

新しいコンパニオンモードでは、iOSデバイスのユーザーが、ワンタップでiOSデバイスとTeams Roomsの両方で会議に参加できるようになった。この場合、iOSデバイスは自動的に会議に参加する2番目の端末になり、チャットやリアクション、参加者の確認、Whiteboardへのアクセスやカメラのオン/オフの切り替えといった操作を行えるようになる。エコーが発生しないように、iOSデバイスのオーディオは自動的にオフに設定される。

大人数が参加する会議では、自分のビデオを固定で拡大表示しておきたかったり、逆に他人が話している間は自分のビデオを非表示にしておきたかったりする。この機能が実装され、ビデオフィードのオプションによって簡単に設定できるようになっている。

  • 会議中の自分のビデオの固定または非表示(引用:Microsoft TechComunity Blog)

    会議中の自分のビデオの固定または非表示 引用:Microsoft TechComunity Blog

Word Cloud Pollは、会議中に出席者から意見を集める新しいオプションである。このオプションを利用すると、会議の前や会議中、または会議後に、出席者の自由形式の回答を収集することができる。回答の結果は自動的に集約されて、Word Cloudとして表示される。

チャットおよびコラボレーション機能のアップデートとしては、チャネルに対応したSharePointフォルダ名のペアリングや、会議中に通知をミュートするオプションの追加、ユーザーのプロファイルへの現地時間の表示などが挙げられている。

新型コロナウイルスの蔓延による影響が長引き、リモートワークによるコラボレーションが当たり前の状況になってきている。標準のツールとなりつつあるTeamsをはじめとしたツール類も、便利な新機能を積極的に取り入れて、仕事環境をアップデートしていきたい。