富士フイルムビジネスイノベーションは3月1日、同社のドキュメントハンドリング・ソフトウェア「DocuWorks」を基に開発した新クラウドサービス「DocuWorks Cloud」(ドキュワークス・クラウド)の提供を発表した。提供価格(税別)は、月額1200円(1ユーザーあたり)となる。
同サービスで、PDFやWord、Excel、PowerPointなどさまざまなフォーマットの文書の作成・閲覧・共有が可能だ。文章の編集だけでなく、押印する、付箋を貼るといった紙の文書で行う作業と同様の操作も電子上で行える。
クラウドサービスなのでどこからでも自分の仕事環境にアクセスできるだけでなく、複数人でのリアルタイムな文書共有・作業共有も可能だ。
文書のやり取りにおいて発生するコミュニケーションは、「申し送り事項」として文書本文とは別にメッセージを付与し、個人の「私書箱」や共有のワークスペースへ送ることが可能だ。やり取りを含めた作業は履歴として残るため、だれがいつどこでどんな仕事をしているか、管理者は確認できる。
また、同社のクラウドストレージサービス「Working Folder」や、電子署名クラウドサービスと直接連携することで、社外の人との文書のやり取りも行える。