Betanewsは2月28日、「Windows 11 now on close to 20 percent of PCs」において、Windows 11の市場シェアが19.3%となり、まもなく20%に到達しそうなことを伝えている。1カ月前の調査で、Windows 11のシェアは16.1%だったため、ここ1カ月で3.2%上昇したことになる。
この調査結果は、Windowsのアプリやゲーム向けのクロスプロモーションネットワークであるAdDuplex.comのレポートによるもの。正規版Windows 11のシェア19.3%に加えて、Insiderビルドのシェアが0.3%であることも伝えられている。
1カ月前に16.1%のシェアとして発表されたレポートでは、過去2カ月でシェアがほぼ2倍になったことが伝えられていた。また、同期間にWindows 10 21H2はシェアを約3倍に伸ばしていた。今回のレポートは、その後の1カ月で、Windows 11のシェアの上昇はまだ鈍化の兆候を見せていないことを示している。
ただし、Windows 10のシェアは依然として80%以上を維持しており、新OSのシェアがこれを上回るまでにはまだ時間がかかりそうだ。この1カ月間でWindows 10 21H2のシェアは12.1%から21%へ大幅に増加、Windows 10 21H1のシェアは28.6%から27.5%へわずかに減少している。
ちなみに、グラフが黄色と青の2色のみで作成されているのは、ウクライナへの支援を表現しているとのこと。これはAdDuplexがリトアニアで設立されたことにも関連している模様だ。