Microsoftは2月15日(米国時間)、Windows 11に対して新機能の追加やバグの修正などを行う累積更新プログラム「KB5010414」の配信を開始した。プレビュー版という位置づけの累積更新プログラムだが、多くの新機能が追加されこともあり注目を集めた(参考「Windows 11に新機能、タスクバー強化 - 累積更新プログラム配信 | TECH+」)。
この累積更新プログラムを適用したユーザからプリンタが動作しなくなったといった報告が上がるなど、複数の不具合の報告が続いている。そしてさらにこの累積更新プログラムに新たな不具合が見つかったようだ。BetaNewsは2月28日(米国時間)、「KB5010414 update for Windows 11 is hiding the Start menu」において、一部のユーザーでスタートメニューが消えるという報告が行われていると伝えた。
報告によると、ユーザーがピン留めされたタスクバーアイコンの上にマウスカーソルをわせるとスタートメニューが消えるという。問題の原因はタスクバーの左端に配置されたウィジェットアイコンにあるとされている。なお、配信された累積更新プログラムはプレビュー版であり一般ユーザが適用するものではない。正式に配信されるまでに問題は修正されるものとみられる。